兜(かぶと)とは、打撃・斬撃や飛来・落下物などから頭部を守るための護身具。
兜は、武士の間で古代から着用され、時代の流行と戦闘形式により改良が加えられ、変化を遂げてきました。
兜の中でも注目すべきなのが、「変わり兜」と言われるもの。
これは戦場において武士が自己を誇示するために作られた兜で、当時の職人が持つ技術の高さがしのばれるものです。
変わり兜は、決まった形式の兜(星兜・筋兜)とは違い、鉄板の打ち出しや革・和紙などを使って軽量化をはかり、張懸(はりかけ)と呼ばれる手法も用いて漆で塗り固めて仕上げられています。
室町時代末期から江戸時代初期にかけて、動植物や信仰的なものまで奇抜異形な兜が作られました。
長い武家社会の中では、兜や鎧は男子にとって非常に大切なもの。
戦いで身を守る大切な役目をもっていたため、現代ではその名残で、男の子の誕生を祝い、無事に成長して立派な男子となるまで身を守ってくれますようにとの願いから、5月5日のこどもの日に飾るようになりました。
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